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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

私の体をめぐっているのは
100人のやさしさ

女優の友寄 蓮さん 
 

とてもつらかった治療時代

お芝居を始めたのは中学の部活。高校生になっても演技をすることが好きでレッスンに通っていました。そんな高校2年生の秋に「急性リンパ性白血病」と診断されました。
治療中は身体的のみならず、気持ち的にもつらかったです。薬の副作用で、髪の毛もまだらになって抜けていくし、顔もむくみ、外見が変わってしまって。

支えてくれた身近のひとたち

そんな中、支えになったのが担当医や看護師さん。治療のみならず、節分のときは看護師さんが鬼の格好をしてくれたり、クリスマスは研修医の先生がサンタクロースの格好をして病室をまわってくれたり。何より、母はずっと一緒に付き添ってくれました。

輸血で感じた、生きている実感

そして多くの輸血にも支えてもらいました。輸血前は具合が悪くて意識が遠のくほどふらふらしてしまっていても、輸血を始めるとだんだん体全体が温まってきて、頬がほてるのを感じるんです。「あぁ生きているんだな」って実感がありました。
私の体にめぐっているものって、100人以上の方の好意、優しさです。みなさんが献血してくれるおかげで私たち患者はこうして元気に今生きています。