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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

息子を救ってくれた血液。

兒玉 裕美さん 
 

襲いかかった病魔

思えば4歳の頃より息子は高熱や鼻血が続き、6歳になる前に再生不良性貧血と診断されました。6割が免疫抑制療法、薬で治る、後4割が骨髄移植と説明を受け、6割に入ればいいじゃないかと思いました。しかし、そのように簡単なことはありませんでした。小学校3年生時より貧血がひどく、薬の副作用が出たこともあり薬を減らすと、一気に血液の数値が低下し輸血を受けることになりました。

命をつないでくれた血液

届いた輸血の一滴一滴に「どこのどなたの血液かわかりませんがありがとうございます」と感謝の思いを込めていました。献血でいただいたたくさんの血液を輸血し、骨髄移植まで命をつなぎとめることができ、骨髄バンクで骨髄ドナーの方も見つかり、小学校4年生の時、無事に骨髄移植を受けることができました。
そのおかげで、息子は順調に回復し、中学校、高校では野球部に入り野球ができるようにまでなりました。

感謝

息子は昨年大学を無事に卒業し、社会人として頑張れるのも献血してくださった人をはじめ、骨髄の提供者の方、たくさんの人に助けられたからです。感謝の気持ちを毎日持ち続けています。本当に崇高な血液をありがとうございます。