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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

輸血の力

高橋 晶子さん 
 

初めての輸血

高校時代に急性リンパ性白血病を発症。
抗がん剤治療が終わりぐったりしているときに、初めての輸血をしたら身体も心もぽかぽかしてきて、急に元気に。
それまでほとんど食事もとれていなかったのに、お腹まで空いてきました。
「輸血の力ってすごい」ってびっくりしました。
血液だけじゃなくて、献血をしてくださった方の優しい気持ちも流れてきてくれたんだって思ってうれしくなりました。
そう考えると一滴も無駄にできないと思い、血液バッグの血液が残り少なくなると、看護師さんにお願いして、管に入り込んだ血液を指で押し出してもらって最後の一滴まで輸血をしてもらいました。

恩返し

献血ができることは健康である証。そして健康であることで救える命があります。
私は残念ながら献血をすることはもうできませんが、これからも一人でも多くの患者さんが輸血で元気になれるように、たくさんの元気な方々のご協力が必要であることをずっと伝えていきたいですし、実際献血にご協力くださった方に、患者さんの分も「ありがとう!」を伝えていきたいと思います。