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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

献血のおかげで今がある

20代大学生の母 
 

献血のおかげで今がある

息子が受けた初めての輸血は赤血球でした。
ヘモグロビンが減ると、頭痛・吐き気・顔が青くなります。
午前中輸血を始めると、夕方には顔にほんのり赤みが増して、半日で見違えるように元気になりました。息子自身も、輸血が始まると、身体が温かくなっていったことは覚えているといっています。
 
息子の治療が終了して数年後、血液センターの献血教室に親子で参加しました。
治療を思い出してつらいかなと心配しましたが、輸血パックの製造の様子を見たり、ビデオを見たり、クイズに参加して答えることができました。
輸血でいただいた血液は、献血者様の他にも、血液センターの方々、血液運搬車で運んでくださる方々、多くの方たちの連携があって届けられたことを知り、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

息子は今21歳で大学3年生になりました。
食事制限・外出制限もなく、学生生活を過ごしています。
再びこの当たり前の生活を送れる今があるのは、多くの方々に助けていただけたからです。
献血でお返しすることはできませんが、別の形で社会に恩返しできる大人に、感謝の気持ちを忘れない大人になってほしいと願っております。
血液事業に協力してくださっている皆様、本当にありがとうございました。