MENU
ラブラッドな声
献血に協力した人の声

「笑顔を守る」が私たちの使命

東京都学生献血推進連盟 会長 
東洋大学2年 山越 達矢さん 

献血について、よく知らないなら知ってみて!

皆さんは献血にどのようなイメージを持っていますか。何事も初めての時には不安が付き物ですし、誰しも針を刺すことに抵抗感が少しはあると思います。しかし、献血で集まった血液がどのように使われるかや、血液が足りなくなることが患者さんにとってどれだけ危機的な状況なのかを知ることによって、献血がただ血液を抜くだけではなく、誰かの命と繋がっていると感じることが出来ると私たちは考えています。

「皆さんの小さな勇気で救われる命があるのです!」

献血について漠然と「怖い」というイメージを持ち、見て見ぬふりをするのではなく、献血についてよく知ることで、献血を通してつながる命の存在に気付くことが出来ると思います。「知らないからやらない」ではなく、「知れば自分にも出来るかも」という姿勢を大切に、皆さんのご協力をお待ちしております。

献血でつながった大切な仲間

コロナ禍で上京した私にとって、同じ目標を目指す仲間の存在はとても心強いものでした。
私が大学生になったらどうしてもやりたかった献血の推進活動は、コロナ禍で希薄になる人間関係の中では、満足のいく活動が出来ないのではないかと不安を感じていました。しかし活動を通して、献血が大好きで青春のエネルギーを注ぎ込むたくさんの仲間に出会い、その不安は吹き飛びました。私たちは、今出来ることを精一杯やろうという姿勢を大切に、どんなに情勢が悪化しても自分たちなりの工夫を凝らした活動で乗り越えて来ました。また、オンライン環境が発達したことで、遠くに住む仲間とも簡単にやり取りができるようになり、活動の幅も広がりました。「若い世代の献血協力者を増やす」という最大の目標を目指す上で、大切な仲間の存在が私にとって活動の原動力となっています。

私たち、学生献血推進連盟の役目

私が、初めて献血に行ったのは、献血に熱心な父に勧められたからでした。休日はいつも献血!というくらい熱心な父を昔から見ていたため、献血ルームでの手順や注意点などを事前に聞いており、いざ採血が始まった時にも不安を感じることはありませんでした。このように事前に不安を解消できれば、初めて来てくれる方も増えると考えていますが、皆さんの周りに必ずしも献血に熱意のある方がいらっしゃるとは限りません。
ここで登場するのが私たち、学生献血推進連盟です!
私たちのメンバーは、みんなそれぞれに献血に対して熱い思いを持っており、とにかくみんな献血が大好きなのです。そのため、初めて献血をする方の不安な気持ちもとても共感できますし、その不安を乗り越えて献血に協力してもらうことが私たちの目標です。この目標を果たすため、私たちは学生という立場を活かして、各大学で献血セミナーを開いたり、SNSで献血について積極的に発信したりしています。そして活動を通して、皆さんと献血との架け橋になること、さらには皆さんと献血で助かる方をつなぐ架け橋になることを目指して、これからも推進活動に取り組みます。