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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

輸血を受けた患者として。そして血液センターの職員として。

三重県赤十字血液センター 
松井 伸之さん 

輸血を受けた患者として。そして血液センターの職員として。

交通事故による右大腿骨骨折。
骨接合術の手術後貧血が認められたため中学1年生の春に輸血を受けました。

その後大学生になり、校内にたまたま来ていた献血バスにて、輸血歴があると献血が出来ないことを知りました。
そこで、「自分にも何か出来ないか」との想いからボランティア活動に興味のある友人と「献血推進サークル・ヴァンパイア」を立ち上げました。設立当初のメンバーはなんと2人でした。
活動を続けるなかで、「輸血というのは、目の前の方だけではなく、その先にいる方々の命をつなぐ」「輸血をすることによって人の命が救われる。その人だけではなく、家族だったり、友人だったり、かけがえのない周囲の方々の人生も救うんだ」と実感しました。
そして設立当初は2人だったサークルも、出会った仲間達のおかげで近隣の大学まで活動を広げることが出来ました。
今も、その意志を継いだ後輩達が「献血推進サークル・ヴァンパイア」として県内の献血推進に励んでくれています。

そして今、自分は血液センターの職員として働いています。
ヴァンパイアの活動を頼もしく思いつつ、輸血を待つ患者さんのため三重県内の事業所を訪問し献血バスの渉外活動をしています。

輸血を受けた患者として、そして血液センターの職員として、献血にご協力いただいているすべての皆様に感謝しています。
今後も、継続的なご協力をよろしくお願い致します。