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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

見ず知らずの方たちの血液で私の体はできている

あいち骨髄バンクを支援する会 
福島 有紀さん(中央) 

当たり前な日常は当たり前ではなかった。

会社の健康診断では異常はありませんでしたが、その後徐々に体中でこれまで味わった事のない痛みなどが私を襲い、急性骨髄性の白血病と診断。9歳と12歳の娘を残し無菌病棟へ入院。闘病生活が始まりました。

輸血治療は無限じゃなく有限。当たり前の治療ではない。

身体中を巡る血液の癌。造血幹細胞移植を含め6度に渡る抗がん剤治療をうけました。約1年の入院期間でどれだけの量の輸血をうけたかわかりません。医療が進歩していても血液はまだ作り出す事はできません。献血者さんがいてくださったからこそ私は治療をうける事ができていました。輸血される血液をみながらお一人お一人にお礼を伝えたいとずっと思っていました。私の身体は沢山の方の血液でできているのです。皆様に頂いた血液を私の中で大切に育てていきます。本当にありがとうございます。