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ラブラッドな声
献血に助けられた人の声

命をつないだ輸血

クラウン・シロップ /林 志郎さん 
 

6歳で急性リンパ性白血病を発症

私は現在、イベント等でショーやMCなどをする道化師(Clown/クラウン)。
パフォーマーとして活動するとともに、小児がんの子どもたちやご家族を応援するため
小児病棟やご家庭を訪問し笑顔を届ける活動もしています。
私は1984年10月、当時6歳で急性リンパ性白血病を発症しました。
血液がんのひとつである白血病は、今でこそ治すことのできる病気となってきましたが、
闘病当時は治る人の数より、亡くなる人の数が多い時代でした。

命がけの治療-命をつないだ輸血-

白血病は治らなければ死に至る病気です、白血病を克服するには、体の中にある白血病
細胞をひとつ残らず抗がん剤を使って消さなければなりませんが、その副作用として正
常な血小板や赤血球などが足りなくなったり、作ることができなくなったりしますので
その治療も命がけです。
ひどい貧血にもなりますし、ひとたび鼻血が出始めると止まらない、ケガをすると血が
止まらない。この治療に欠かせないのが “輸血” です。
私が治療に要した期間は3年。その間、何度も輸血のおかげで命をつなぐことができま
した。

未来を助ける“誰かのために”

献血をされたみなさんの “誰かのために” は、まちがいなく輸血を必要とする人の
命をつなぎ、その人の未来を助けているのです。
献血をしてくれてありがとうございます。