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ラブラッドな声
献血に協力した人の声

献血をもっと身近に

公立大学法人 山口県立大学 
那須 康太郎さん 

献血と私

私が献血を始めたのは16歳の時でした。小学生の頃「Love in Action」のテレビCMを見た時から漠然と献血に行ってみたいという思いを抱いていました。16歳を迎え、ようやく献血に行けるんだとワクワクした気持ちで献血に行ったことを覚えています。最初はショッピングモールに献血バスが来る日程を調べて献血を行っていましたが、献血ルームがあることを知り、残りの高校時代は献血ルームに通って献血を行いました。時には友人や後輩を誘って献血に行くこともあり、次第に生活の一部になっていった気がします。大学に入学した現在も献血を続けています。友人を誘って献血に行ったり、大学の赤十字奉仕団に所属し献血の呼び掛けを行ったりと変わらず献血を行っています。血液センターの方のご厚意で、ラジオに出る貴重な経験もさせて頂きました。献血をすると後日血液のデータを見ることができます。一人暮らしをしている身としてこうした健康データを確認できることはとてもありがたいです。また、自分の血液を提供するので、食生活にも気を使い健康的な生活を過ごすことが出来ています。そして、行動できる自分のことを好きになれました。誰かのため、社会のためだけではなく、献血を行うことは結果的に自分のためにもなっているのだなと感じます。

特別から日常のひとつに

献血をしていると言うと多くの人が「偉いね」「真面目だね」と言って下さいます。しかし、これは献血が人々の中で特別なことだと認識されているからだと思います。近年では若者の献血者数が減少していると聞きます。学生をはじめとし、もっと多くの人にとって献血が身近なものになり、より多くの人を救えるようになって欲しいなと思います。