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ラブラッドな声
献血に協力した人の声

できることを、できる形で

西田 零雄さん 
 

きっかけ

私が献血を始めたきっかけは、かけがえのない同級生が白血病であると分かったことでした。
彼は高校・大学と部活動で主将を務め、社会人になってからも選手として競技を続けていました。
しかし、社会人1年目を終え、これから2年目を迎えようとするタイミングで病気が発覚しました。

闘う場所は違えど

彼は治療のため輸血と骨髄移植を受け、日常生活、そしてプレーヤーとしての復帰を目指して闘病を続けていました。所属チームが全国大会に出場した際には、彼の生きる力と治療のおかげで闘病中でありながらもチームの一員として共に戦うことができました。

自分自身ができることを、できる形で

しかし、それまで病気とは無縁だった友人が、少しずつ体力を失っていく姿を目の当たりにし、自分には何もできないという強い無力感を覚えました。
コロナ禍という状況もあり、家族でもない自分が簡単に面会をしたり、直接励ましたりできる立場ではありませんでした。「他に自分にできることはないのか」と考えた末にたどり着いたのが、献血や骨髄バンクへの登録でした。 直接友人の力になれるわけではありませんが、この出来事を通して、世の中には輸血を必要としている方が多くいることを知りました。
正直なところ、それまでは街で献血の呼びかけを見かけても、「やっているな」程度の認識でした。しかし実際に献血に触れてみると、輸血の必要性や献血ルームの環境など、これまで抱いていたイメージとは大きく異なり、安心して協力できるものでした。                  
きっかけは人それぞれだとは思いますが、他人事と思わずぜひ一度足を運んでみてください。 元気に日常を過ごせている今だからこそ、誰かの支えになれる可能性があります。 無理のない形で、「できることを、できる形で」。 献血という選択肢を、考えていただけたら嬉しいです。